認知症病棟へ入院した父

 

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 父は現在、要介護2で、自宅で療養しています。主に、母が介護しているわけですが、ここまで至るのに、一度、精神科の認知症病棟へ入院をしています。

今日は、ここへ入院したところからのお話しをしたいと思います。

診察室で大暴れし、そのまま入院となった父ですが、その日はベットだけしかない、外から鍵のかかる部屋での入院となりました。父はそこで大声を出して、ここを出せ!とやっていましたが、徐々に鎮静剤が効いて、大人しくなっていきました。

私と母が次に父に面会したのは、三日後です。

もう、その時は一般の病棟へ移っていましたが、個室でやはり外から鍵がかかります。食事などをする時には、病棟内のオープンルームにいます。やや大人しくなった父は日中、ここで過ごすようになっていました。

私と母もここで父と面会したのですが、この病棟全体が中から勝手に出られない作りになっていて、私達が入る際もインターホン越しに、連絡して解錠して貰い、入ります。

私と母を見付けると、父は一瞬、険しい表情をし

「俺をこんなところへぶち込みやがって・・・」

と、言い出しましたが、その後どうやってこの病棟へ来たのかや、そこまでの経緯などは、すっかり記憶がないようでした。

認知症病棟という所ですから、父以外に入院している方達は全員、認知症患者です。

延々と電卓?と思われる物を叩き続け、

「はい、〇〇さん、今月は〇〇円ね!」

と、経理か何かの仕事をしていたのかな?と思われるお婆さんや、車椅子に乗っているんですが、それで廊下を行ったり来たりしているんですが、やたら壁や机に激突させているお爺さん、独り言を言いながら、廊下を歩き続けているお爺さんなど、いろんな方がいました。

父は「おかしな野郎ばっかりだ。」

と、呆れ顔をしてましたが、う~ん・・・・

父は薬の影響か、以前のような怒りっぽい感じは無くなりつつあるようでした。

でも、先生の話では、まだわからない状態という事で、あまり刺激になるような話はしないようにと言われていました。

父は、お婆さんの3人組に仲間に入れて貰ったようで、その3人のお婆さんがこちらを、ちらちらと見ています。父に聞くと、嫁や亭主の悪口をうるさいけど聞いていると言います。

この日はこうして少し話をして、帰ってきたんですが、帰り際父は

「次はいつ来てくれる?」

と、言うので

「すぐ来るよ。」

と言って帰りました。父は私達を見送ると、3人組のお婆さんに手招きされて、そちらのテーブルに歩いていきました。

この認知症病棟がある病院というのは、地域差もあると思いますが、私の住んでいる所では一軒だけです。認知症検査と投薬治療が出来る病院はありますが、入院までとなると中々ないです。認知症は徘徊や混乱期は暴力などの恐れもあるので、鍵が出来るような特殊な作りがある所でないと難しいんですよね。

施設入所も父のように、暴力が起きている時な勿論、入所は出来ません。

でも、その暴力が家族に向いている時には、自宅で看る事も困難です。

認知症は医者も絶対になりたくない、病気と言われますが、本当に厄介です。

出来れば私もなりたくないなあ・・と思いますけど。

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