恥の記憶の保管庫

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嫌な記憶、恥ずかしい記憶、思い出すとお腹の底がヒヤ〜と、なるような記憶ってありませんか?そこから始まる自己嫌悪と、不甲斐ない自分への苛立ち、あー、なぜ私はあの時、あんな事を言ったのか、どうしてあんな事しちゃったの〜と、まさに穴があったら、入りたい状況。その時はどうにかこうにか、収まりを付けたとしても、記憶がふとした時に蘇る。

スティーブン・キングの小説にドリームキャッチャーというのがあるんですが、映画化もされていますけど、その中に自分の記憶の保管庫が出てきて、主人公の頭の中で、いろいろな場所へ振り分けがされて、思い出したくない記憶は奥の中々、取り出せないところへ運ばれていくシーンがあります。

きっと、私達は日々、頭の中で、記憶をそうやって処理して暮らしていってるのでしょう。でも、ふとした時に、そこから記憶が水上に上がるが如く、浮かび上がってくる。一緒に感情までもが、追体験するように上がってくるのは、厄介です。

これは完全に封印って出来ないんでしょうかね。でも、この封印するって事は、精神医学でいうところの、解離という事になって、いわゆる、解離性障害というのは、トラウマなど記憶の一部が抜け落ちる事をいうようです。

専門的な事は、詳しく分かりませんが、この解離が何度もあったりするのが、多重人格っていうのになるのかな?極端なケースだと。

認知症になると、こういった記憶の保管庫はどういう状態になるのでしょう?

父は昔の話は、その日あった事を日付から天候まで、鮮明に思い出して話します。でも、短期的な記憶は全く、定着せずに、すぐ前の事も忘れてしまいます。

厄介だったのは、嫌な思いをした過去の体験も、感情もろ共思い出すので、泣いたり怒ったりしている時期があった時です。例えば、母に怒った過去の出来事をつい、最近の事のように思い出し、目の前の母に怒り出します。

これも、どこかに封印されていた記憶が、浮かび上がってくるのでしょうか。

嫌な記憶や恥かしい記憶は、認知症になったら、それごと忘れ去ってしまった方がいいんじゃないと思いますが、人間の脳はもっと、複雑に出来ているんでしょうね。

なるべくなら、自分にとって大事な人の事は、忘れてしまわないでいたいものです。

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