認知症検査で病院へ行くまで

 

感情の起伏が激しくなり、日よっては朝から様子がおかしく、特に怒りの矛先は母です。

父は75で、免許証の更新はせず、そこから車の運転は止めたのですが、

「俺から何でも取り上げやがって!」

と、免許証の更新をさせなかったのは、母だと責めます。

この物盗られ症候群は認知症によくある症状のようです。

これ以外には、自分の財布の置き場所をあちこちに変え、どこに置いたのかわからなくなり、誰かが隠した!と騒ぎます。

その度に、宥めたり、一緒に探したりするのですが、何度も同じ事が続くので、つい、母の口調が強くなり

「免許証は更新しなかったの!財布はいつも置き場所から変えちゃ駄目だって、何度も言ってるでしょ!」

と、叱るようになります。そうなると、父の目は座り、鬼の形相で母に食ってかかります。

ある日、怯えた母から

「お父さんが木刀を持ち出した!すぐ来て!」

と電話があり、慌てて駆けつけると、家の外に裸足で佇む母がいました。中へ入ると、木刀を手にソファーに座り、呆然とした表情で座る父が・・・

「お父さん、どうしたの?」

と、まず木刀を取り上げます。父は私を眺め、

「おう、どうした?」

自分がやった事を全く覚えていない様子です。

この事があり、父を病院へ連れていく事になるのですが・・・

父は大の病院嫌いで、すんなりとは行きません。

結局、ドライブに行こうと誘い出し、騙し討ちのようにして病院へ連れて行く事になってしまいました。

でも、この認知症検査が出来る病院は、予約で一杯です。それに入院設備まであるところは限られます。父の場合は、最初、入院設備はないものの、物忘れ外来がある病院へ問い合わせをしました。しかし、父は攻撃性と暴力に近い行動が出ているため、念のため、入院設備がある病院の方が良いでしょうと言われます。仕方ないので、ちょっと家からは遠いですが、入院設備のある病院へ連絡し、緊急性が高いとの事で、すぐに受診となりました。

なんとか病院へ連れていき、CT検査などを行い、父は前頭葉の萎縮が進んだ、アルツハイマー認知症だと診断されます。

しかし、この診察でも一悶着がありました・・・

 

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